トヨタからスポーツカーとしてスープラが復活！
引用：https://toyota.jp/
トヨタは現在スポーツブランド「GR」を展開しています。現在GRヤリス、カローラ、86などが出てきていますが、2019年にGRの冠をつけた車種としてスープラが発売されました。
スープラといえば2002年に終了した80スープラが最終だったのですが、BMWのエンジンとプラットフォームを共有し復活したため大変話題になりました。
80スープラ
Z4
引用： https://www.bmw.co.jp/
今回は2シータースポーツカーとして生まれ変わったGRスープラのオススメポイントを紹介します！
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ボディ形状が秀逸
スープラの魅力はなんといっても見た目のかっこよさでしょう！
2シーターのスポーツカーとして、居住空間を少なくし運転を楽しむことに特化されたスタイルは実用性はないですが、それが今時の国産車にはないかっこよさを出しています。
2014年にコンセプトカーとして発表されたFT−1に近い形で市販されたことに驚きました。
BMWのZ4と共通のプラットフォームを使用することで、開発コストを抑えたとはいえ外装は全く異なっていてリヤのフェンダーラインなどとにかくこだわりを持って製作されています。
リヤから見た感じなどはどことなく80系のスープラを感じれる気がしますよね？！
車両サイズは
全長 4,380 mm x 全幅 1,865 mm x 全高 1,295 mmです。
現行フェアレディZと全長全幅ほぼ変わらないくらいのサイズです。
GR86よりも全長全幅100ミリずつ大きいくらいで収まっています。
長さが短く幅が広いためレースカーのような存在感がありますね。
用途の異なる3タイプのグレード
スープラには主に「SZ」「SZ-R」「RZ」3種類のグレードに分かれています。
『SZ』
２リッターエンジンでエンジン出力が抑えられており（197馬力）スープラとしての外観や性能を楽しめる最も価格が抑えられたグレードです。
「SZ-R」
２リッターエンジンの高出力グレード（258馬力）でタイヤサイズは18インチです。
SZにはない電子制御サスペンションやデフを装備し、走りの性能もきっちり持たせてあり、２リッターのエンジンの軽さを活かした軽快なコーナリング性能を持ち合わせたグレードです。
スペック上は258馬力と今時の車両の割にパワーが低いと思われそうですが、8速ATとの組み合わせにより気持ちよく加速し十分すぎるほどのパワーを感じることができます。
「RZ」
3リッターターボの最も高級なグレードになります。
ホイールサイズは19インチとなりブレンボ製のブレーキを装備され最高出力は387馬力となっています。
車重は1520キロ（MT車）となっています、車体剛性が高まってさらに安全機能などの追加により多機能となってきて1700キロを超えることが多い昨今のスポーツカーの中では軽さを維持できていると思います。
可変バルブ機構などにより1800回転から50キロを超えるトルクを発生するため本格的なサーキット走行はもちろん高速道路などで驚くほどの加速をすることが可能です。
３種類のグレードの中からスポーツカーとして走りを楽しみたいなどの目的の場合はSZ-R以上のグレードを選んで頂きたいです。
SZ（499万）→SZ-R（601万）→RZ（731万）と100万円ずつ増えていくイメージを持っていただくとわかりやすいかと思います。
マニュアルミッションの設定とオートマチックの性能の高さ
GRスープラは発売後も進化しています。
2019年に発表時には存在していなかった6速マニュアルミッション車が追加になっています。運転する楽しさを求める上ではマニュアルミッションは必要だと判断したトヨタは素晴らしいと思います。
ただ走行性能を突き詰める上でクラッチ操作をしてシフトレバーを操作するのは効率が悪いのも事実です。
マニュアル車の操っている楽しさはありませんが、スープラのATを操作した時のレスポンスとシフトダウン時のアフターファイヤーのエンジン音には感動しました。
これは好みの問題になると思うので、ぜひ試乗などで確かめて欲しいですね！
優れたシャシー性能
GRスープラは見た目だけのスポーツカーでなく走りの核となるシャシー性能も高いです。
車の性能はエンジンだけでなくボディ剛性などによっても決まると私は思っています。
アルミと鉄を使用し各種補強材をしっかりと使用し、軽量化と剛性の保持をうまくバランスさせています。
登場時はトヨタ86（先代モデル）と比べボディ剛性が2.5倍になっていると言われており、そこから年次改良によってさらに剛性が高められています。
SZ-RとRZはショックアブソーバーとデファレンシャルは電子制御式が採用されています。
走行状況によって適切な制御がおこなわれます。
タイヤはSZ-R以上にはミシュランのパイロットスーパースポーツが装着されています。
まとめ
GRスープラの特徴としては以上になります。
- ボディ形状が秀逸
- 用途の異なる3タイプのグレード
- マニュアルミッションの設定とオートマチックの性能の高さ
- 優れたシャシー性能
道路事情的に車の性能を発揮できないになぜこのような車両に乗って欲しいかと言うと本当のスポーツカーは仕事を頑張れる活力になると思うからです。
座席の低い運転席に乗り込んでハンドルを握って動き出しシフト操作や信号加速や高速の合流で少しアクセルを踏み込んだだけでレーシングドライバーや航空機のパイロットにでもなったような気持ちにさせてくれて、
駐車場に停まっている立ち姿などに惚れ惚れしますし、また周りの人の見る目も変わってきます。
世間的には無駄な出費かもしれませんがぜひ乗って欲しいです！
またこのような車両を開発販売まで行った、トヨタ自動車には感謝を伝えたいですね！
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